「ジェットリンクの民芸」こけしトークショー at 綾瀬DECOLA.「東京下町の風景とこけし⑪」里見公園/松田徳太郎、小椋千代五郎

2018年01月28日

「東京下町の風景とこけし⑩」スイーツパラダイス/佐藤英太郎

スイーツパラダイス上野店にて。
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上品な甘さと口解けの良さが特徴の北海道産生クリームを使用した苺ショートケーキには、かつて甘美派こけしの代表格と呼ばれた祖父佐藤直助の意匠を継承した佐藤英太郎 こけしの木目模様が色鮮やかに調和する。左20歳作、右19歳作。

遠刈田新地における周治郎系列の代表的工人であった佐藤直助が明治23年に考案した木目模様は通常の二倍手間がかかるため特別製として扱われた。やや角ばった大頭、三日月眉に切れ長の目、すっと通った鼻筋、若々しく生命力に溢れる筆勢で描かれた溌剌とした表情は鋭さの中に気品を感じさせられる。

「美しいものが没落する時間にも針は進む」 深沢要
そして、時計の針は過去から現在へ。19歳の呪縛から解放され心身共に充実した印象が伺える佐藤英太郎氏の現在。その運筆の勢いは衰えを知らず力強くなお以て洗練されており、遠刈田温泉の工房「木目」を訪れるこけし愛好家たちを驚かせている。
※この記事は、『こけし手帖』平成30年1月号(684号)「東京下町の風景とこけし」に加筆したものです。

jetlink_roki at 13:46│KOKESHI/こけし戦後 
「ジェットリンクの民芸」こけしトークショー at 綾瀬DECOLA.「東京下町の風景とこけし⑪」里見公園/松田徳太郎、小椋千代五郎